森永卓郎氏のコラムの件で述べましたが、我が国の医療費は増やさなければいけないと考えています。
医療制度や国民の医療要求、各医療職種の職能の幅など、各国で異なりますから単純比較はできませんが、それでも医師に権限が集中する我が国の医師数が、他の先進国の2/3程度(対人口比)である事実、対GDPでみた医療費がG7中では最下位、OECD諸国でも下位に留まることを見ても、我が国の医療費は低すぎると思います。
さて、その医療費を増やすことで我が国の医療と経済を立て直そうと提起されているのが、帝京大学の大村昭人先生です。
昨年、出版された「医療立国論」は、現在の医療制度をめぐる様々な議論にも十分に通用するものです。
そう、タイトルからお分かりのように厚生労働官僚の吉村氏が書かれた「医療費亡国論」を意識している部分があります。
ただし、「医療費亡国論」の批判本ではなく、現在の我が国の医療と医療費のあり方、今後のあるべき姿について丁寧に論を積み上げています。
お勧めの一冊です。
医療制度や国民の医療要求、各医療職種の職能の幅など、各国で異なりますから単純比較はできませんが、それでも医師に権限が集中する我が国の医師数が、他の先進国の2/3程度(対人口比)である事実、対GDPでみた医療費がG7中では最下位、OECD諸国でも下位に留まることを見ても、我が国の医療費は低すぎると思います。
さて、その医療費を増やすことで我が国の医療と経済を立て直そうと提起されているのが、帝京大学の大村昭人先生です。
昨年、出版された「医療立国論」は、現在の医療制度をめぐる様々な議論にも十分に通用するものです。
そう、タイトルからお分かりのように厚生労働官僚の吉村氏が書かれた「医療費亡国論」を意識している部分があります。
ただし、「医療費亡国論」の批判本ではなく、現在の我が国の医療と医療費のあり方、今後のあるべき姿について丁寧に論を積み上げています。
お勧めの一冊です。
テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記
この記事へのコメント
こんにちは。
先日の貴ブログ(「森永卓郎氏のコラムについて(長文ですが)」に、コメントさせていただきました。特に、医療に関心が深かったのではないので、私にとっては、よい意識喚起の機会になりました。ご紹介の本も、読んでみようかなと思います。
日経BPの、森永コラムに対するコメントは、現在150件になっています。(大半は、森永氏の議論に対する批判です。)彼のコラムでも、経済分析が中心の話題の回に対するコメント数は、せいぜい、30件前後のようですから、いかに、今回の件への反応が大きかったかが、わかります。(めったに投稿などしない私が、書いたくらいだから、推して知るべし。)
今回のような読者の反応は、ネガティブな場合が多いようですが、それとは別に、森永氏の言説が、(今回の様な「暴論」は困りものとしても、)広く一般の関心を引く力を持っていることも、確かでしょう。彼は、大勢に逆らった意見を言うことは好きのようだから、宗旨替えをして、「医療費増加の必要性」を、大いに、マスコミで主張してくれたらいいのにと、思ったりもします。(あまり見当違いな議論をされて、逆効果になっても困りますけどね。)
先日の貴ブログ(「森永卓郎氏のコラムについて(長文ですが)」に、コメントさせていただきました。特に、医療に関心が深かったのではないので、私にとっては、よい意識喚起の機会になりました。ご紹介の本も、読んでみようかなと思います。
日経BPの、森永コラムに対するコメントは、現在150件になっています。(大半は、森永氏の議論に対する批判です。)彼のコラムでも、経済分析が中心の話題の回に対するコメント数は、せいぜい、30件前後のようですから、いかに、今回の件への反応が大きかったかが、わかります。(めったに投稿などしない私が、書いたくらいだから、推して知るべし。)
今回のような読者の反応は、ネガティブな場合が多いようですが、それとは別に、森永氏の言説が、(今回の様な「暴論」は困りものとしても、)広く一般の関心を引く力を持っていることも、確かでしょう。彼は、大勢に逆らった意見を言うことは好きのようだから、宗旨替えをして、「医療費増加の必要性」を、大いに、マスコミで主張してくれたらいいのにと、思ったりもします。(あまり見当違いな議論をされて、逆効果になっても困りますけどね。)
2008/06/08 (日) 19:24:37 | URL | PnetQ #SeOP0J/Y[ 編集]
そうですね。
良しにつけ悪しきにつけ、森永氏は注目を集める人物です。
そして耳目に値する論を少なからず展開してきた方でもあります。
今回の件で、もう少し医療について認識を深めていただければ、非常に有益な論を展開していただけるのではと期待しております。
私の森永氏に対する批判も、批判の先に期待される化学反応に期待している面が強いかもしれません。
曲がりなりにも医療畑で学ばせていただいている立場としては、あれだけ影響力のある方に一個と言わずにいられなく、しかし同時に期待もしているというところです。
良しにつけ悪しきにつけ、森永氏は注目を集める人物です。
そして耳目に値する論を少なからず展開してきた方でもあります。
今回の件で、もう少し医療について認識を深めていただければ、非常に有益な論を展開していただけるのではと期待しております。
私の森永氏に対する批判も、批判の先に期待される化学反応に期待している面が強いかもしれません。
曲がりなりにも医療畑で学ばせていただいている立場としては、あれだけ影響力のある方に一個と言わずにいられなく、しかし同時に期待もしているというところです。
2008/06/08 (日) 23:57:40 | URL | 高畑 #-[ 編集]
| ホーム |

